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◆縮絨で仕上げた珍しいバスクカンカン帽。
夏の帽子では人気のカンカン帽もすっかりファッションアイテムとして定番型。
今回は冬用にウールで仕上げました。
カジュアルな感じとは少し違い、落ち着いた雰囲気になっています。
フェルトのようにカチカチではなく、あえて縮絨の良さをいかすため柔らかめに仕上げており、かぶり心地も抜群です。

◆小金毛織製のアンゴラ混ウールを使用
小金毛織株式会社は紡績業として昭和27年に創業。
創設者であり初代社長である故石井立郎は、日本の羊毛工業の技術的先駆者として知られています。
今回作った素材の原料となる毛は、非常に軽くて柔らかなディヘアアンゴラを４０％と使用。
ウール部分は世界的な産地でオーストラリアの中でも特に品質の高いとされているメリノ種。
なかでも生後6ヶ月以内に採取した子羊の毛であるエクストラファインウールを使用しています。
アンゴラを多く含むため、手障りも良く少しの起毛が冬のイメージにぴったりです。

◆洋服に合わせやすいシンプルな3カラー
色はブラック、モカ、キャメルの3色。
いずれも秋冬らしい落ち着いたカラーであわせやすいものばかり。
サイズはフリーサイズです。

◆創業1943年の(株)よこいが製造
創業は1943年。
埼玉県春日部市。
麦の生産地として栄えた当地では、麦わら帽子 製造も地場産業として盛んでした。
㈱よこいも、麦わら帽子やウールの帽子と いった天然素材の帽子を長年手掛けてきました。
現在では、国内の紡績メーカーから仕入れ た良質な糸を使用したバスクベレーのほか、様々なデザインを手掛けています。
作り方は、一度縫製してから縮絨し製品化する手間の掛かる作り。
素材から製造まで「よこい」のこだわりが感じられるメイドインジャパンの逸品です。