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【パッと目を惹く魅力のデザイン】
メキシコの伝統的な織物「テナンゴ」
小花や小鳥など、メキシコでよく見られる身近な動植物がたくさんの色や模様を使う刺繍で、「オトミ刺繍」としてもよく知られています。
テナンゴは、メキシコシティの北に位置するイダルゴ州のシエラ・オトミ・テぺフアで生まれた刺繍のスタイルで、職人は１つ１つその地を連想させる自然のモチーフに加え、
トウモロコシの植え付けや死者の日の祝祭などメキシコのライフスタイルを連想させるデザインが特徴です。

【環境破壊によって生まれた刺繍が、世界へ】
テナンゴ刺繍が生まれたきっかけ、それは干ばつにより地域が衰退してしまったことにありました。
農業に依存していた住民は新たに職を探さなくてはならず、地域出身のシングルマザー、ホセ・タペラも同じく生活に苦しんでいる中市場で布を見つけます。
生まれ育った地域に住む鹿やウサギなど動植物を色とりとりの糸で刺繍を施した布は母によって売り出され、その出来栄えをみた男達は刺繍をメキシコ・シティに持ち帰り、更に多くの刺繍を注文しました。
地域に住む女性達に刺繍の技術は受け継がれ、ナプキンやテーブルクロスの他枕カバーやドレスなど様々な装飾を行い、
地域は活性化しテナンゴの刺繍はやがてメキシコを体表する伝統的な織物の１つとなりました。

【確かな刺繍技術】
オトミの刺繍の技術はとても細かく、１つ１つ手縫いで行われます。
カラフルで繊細なデザインは遠くから見ると絵画のように細やかです。
デザインを決めた後、下書きすることなく刺繍を施していく作業は、刺繍の縫い目の１つ１つが輪郭を作り上げるため、
少しでもズレると動物や植物の形がいびつになってしまうため、熟練された技が必要であると同時に、
非常に繊細なため労力がかかります。白い生地に複数の刺繍糸を施したデザインは、オトミ刺繍の代表的なデザインで色鮮やか。
逆に単色のデザインはより刺繍のレベルの高さが現れるため、より洗練された雰囲気に。
刺繍が長持ちするように間隔をあけずにしっかりと糸を詰めて刺繍を施し表側のみに糸が出るような特殊なステッチが施されています。

【職人とあなたを繋ぐWOVENの取り組み】
オトミ刺繍が世界的に知られるようになってから、国内外のブランドは職人 を使うことなく”オマージュ”的なデザインでオトミ刺繍を流用し、職人の生 活を脅かしています。
WOVENが今回展開するクッションカバーやバッグの刺繍は、全てメキシコの職人によってデザインされ、刺繍が施されています。
並外れた職人技と１つ１つの刺繍を仕上げていく労力をリスペクトし、この技術がより長く受け継がれるようにしっかりコントロールし、ご購入いただく方に長くご愛用いただけることで、彼らの生活をサポートしています。

・A4対応（22×31cm)：〇
・長財布（10×20cm）：〇
・ペットボトル横向き（500ml）：〇
・ペットボトル縦向き（500ml）：〇

【注意】
・現地の職人が１つ１つ手縫いで下書きなく刺繍を施しておりますのでデザインにバラつきがございます。
・レザータグは擦れや水濡れで色移りする可能性がございます。