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「リネン」「麻」ってどんな素材?特徴とお手入れ方法を徹底解説

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「リネン」や「麻」という言葉、日頃から耳にすることがありますよね。
布巾やランチマットなどの日用品や、トートバックや洋服などのファッションアイテムにも使われているとても身近な素材です。

今お手持ちのリネン・麻のアイテムがいくつかあるかもしれませんが、いったいどんな特徴があるのかを詳しく調べてみました。
素材の特徴や取り扱い方法をしっかり理解する事でお気に入りのアイテムを長持ちさせる事ができます。

洗濯方法や保管方法も調べましたので、リネン・麻のお手入れで悩んでいる方は是非参考にしてみてください!

リネン・麻とは

麻は2m以上もの背丈のある植物の茎から採取した繊維、リネンは60cm程の小さな植物の茎から採取した繊維で織った布です。

そのため、麻の方が繊維が硬く衣服にした時に馴染むまで時間がかかりますが、とても丈夫という特徴があります。
それに対しリネンは繊維が細くしなやかで、洗うほどによく馴染むという特徴があります。

どちらもハリがあって丈夫で涼しくて強いという特徴があり、昔から衣類や日用品に使われてきました。

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リネン・麻の特徴

綿などに比べ、少しザラザラとした硬い手触りが特徴です。

麻は通気性が良く吸水・吸湿性に優れていて、繊維が伸びにくく硬いので汗をかいても肌に張り付かず夏でも快適に過ごす事が出来ます。
また、吸い取った水分を素早く外に発散してくれるので、カビや雑菌の繁殖も抑えてくれます。
麻は天然繊維なので着用や洗濯によって繊維が偏ったり、他の生地と比べると粗い織り方をしている物も時々ありますが、それもまた麻やリネンの風合いと言えるでしょう。

リネン・麻と綿の違い

綿は吸水性・通気性に優れており、適度な保温性もあります。
肌触りも滑らかで吸湿性もあるので、タオルや肌着、下着にもよく使われており、染色性にも優れているので、特に夏場はカラフルなカットソーがよく発売されています。

麻やリネンは自然な風合いを残した少しザラザラした手触りで、綿の約4倍、シルクの約10倍の吸水性があると言われています。
綿よりシワになりやすい特徴があり、染色もしにくいので摩擦や汗などで色移りする事もあります。

リネン・麻のお洗濯方法と注意点

麻やリネンは水に濡れると強度が約60%ほど高くなるため、洗濯機で強めに洗っても大丈夫です。
しかし、温度の高い水で洗濯してしまうと繊維が縮むので、水か30度以下のぬるま湯で洗いましょう。
洗剤はおしゃれ着洗いの中性洗剤がおすすめです。
脱水はしないで軽く絞る程度にし、干す時は直射日光に当てると色あせしやすいので日陰で風に当てるようにして干してください。
完全に乾くまで干しておくと、自然なリネンらしいくたっとした風合いが出てきます。

また、生乾きの状態の時にアイロンがけをすると、シャキッとしたシャツになります。
アイロンは、シワを伸ばす目的のほかにも殺菌の役割もありますので、絵表示のアイロン温度を参考にして、テカリ防止のために当て布のをして、アイロンがけをしましょう。

リネン・麻の保管時の注意点

麻やリネンは直射日光で色あせしやすい素材です。
日差しが当たるような場所を避け、通気性がよく湿気が少ない環境で保管してください。
たたみシワができやすいのでクローゼットに掛けての収納をおすすめします。

クローゼットやタンスなどに収納する場合は角に除湿剤を置き、湿気をためこまないようにしましょう。
リネンシャツをかけるハンガーは、肩の部分が太目のものがよく、肩幅などはリネンシャツのサイズにあったものを選んで、型崩れしないように収納しましょう♪
タンスに保管する時はふんわりとたたんで、上に物を載せないようにしてシワを防ぎましょう。

まとめ

リネン素材は通気性が良く、清涼感があるので春夏のアイテムにぴったり。
シャリ感があって、とても爽やかな印象になります。
表面がザラザラしている素材という事もあり、動物の毛や埃が付きやすかったり、シワができやすいという注意点もありますが、お手入れや洗濯方法に注意すれば丈夫なので長く着る事ができます。
リネン・麻の独特の風合いが出てきて、その過程も楽しめ、素材本来の魅力や変化を楽しみながら着られるとても魅力的な素材なんです♪

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