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ナイロンってどんな素材?特徴とお手入れ方法を徹底解説

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さまざまな衣類に使われているナイロン。
洗濯時にタグを見てどうやって洗うのが正解なのかな?と
気になることもありますよね。
そこで今回は、ナイロンの素材の特徴と、
どんな洗濯方法がいいのかを簡単にまとめてみました。
ナイロンの特徴がわかれば用途に合わせて使用でき、
衣服を長持ちさせる事もできますので、参考にしてみてください。

ナイロンとは

絹に似た性質をもつ化学合成繊維の総称。
ウインドブレーカー、スキーウェアなど冬用のスポーツウエアに使われることが多く、
皆さんも昔から馴染みがある素材なのではないでしょうか。
最近はランジェリーなどのインナー、傘やレインコートなどの雨具、
旅行バックなどにも使用されています。
ナイロンは他の合成繊維に比べて摩耗に強い特徴がある事から、
頻繁にこすれるような衣類によく使われます。
染色しやすいこともあり、新しい素材開発が進んでいる注目の素材です。

ナイロンの特徴

●吸湿性が低く、早く乾き、お洗濯が簡単
●弾力性があり、シワになりにくい
●伸び縮みがなく、型崩れしない
●軽いのに丈夫で、引っ張りや摩擦に強い
●発色性に優れている
このような特徴から「クモの糸より細く、シルクより美しく、鉄より強い」と言われ、
高価なシルクの代替品としてストッキングなどに使われていました。
ナイロンは1930年代に生まれた世界で最初の合成繊維で、
今でも様々な製品に使われていますが、唯一の短所は熱に弱く、吸湿性が低いという事。
しかしこの点だけ注意すれば様々な用途に使え、現代には欠かせない素材と言えるでしょう。

ポリエステルとの違い

ポリエステルは石油を原料につくられた合成繊維の1つで、丈夫で軽く、
熱や摩擦に強いという特徴があります。
ポリエステルは耐熱性、耐衝撃性、ガスバリア性(気体の透過のしにくさ)、
耐薬品性といった点に優れたプラスチック材料です。
そのタフな特徴から、ブラウスやスカート、ワイシャツ、コート、フリース、
夏用のインナー、帽子などのさまざまな衣類に使われています。
上記の内容でも分かるように、
ポリエステルとナイロンはともにシワになりにくい素材ですが、
ナイロンは熱に弱く、ポリエステルは熱に強いという所が大きな違いです。
その他の特徴はよく似ていて、軽くて丈夫なので衣類には欠かせない素材です。
しかし、どちらも静電気を発生し易いので冬場には少し扱いづらい素材と言えるかもしれません。

ナイロン素材の洗濯方法

ナイロンは比較的お洗濯はしやすい素材です。
よく見かける普通の洗剤と柔軟剤があればいつも通り洗濯できますが、
おしゃれ着洗いの洗剤を使うと更に安心ですね。
しかし熱に弱いので乾かす時に乾燥機を使うのはNGです。
自然乾燥させる時も日光で黄ばみやすいので陰干しにしましょう。
アイロンをかける場合は90〜110℃の低温に設定し、
必ずあて布をしてアイロンがけしてくださいね。
また、熱すぎるお風呂の残り湯での洗濯もしないようにしましょう!

ナイロンの洋服の保管方法

ナイロン素材の服は、洋服用の防虫カバーを掛けて保管していると、
袋が接触していた部分が黄ばんでしまうという事があります。
この原因は、袋に含まれる酸化防止剤が原因なのですが、
洋服用の袋には透明度を保つ目的で酸化防止剤が含まれています。
その酸化防止剤に酸化窒素ガスが作用して変色トラブルを起こすのです。
洋服用の防虫カバーは、虫食い防止に効果的ですが、ナイロン素材の服に使ってしまうと、
こういった問題点もあることを覚えといてくださいね。
そもそもナイロンは害虫が好むタンパク質を含まない化学合成繊維なので、
防虫カバーは必要ない素材と言えるでしょう。
埃だけこまめにブラシで落とす様に心がけてくださいね♪

まとめ

ナイロンの特徴&お洗濯の注意点を理解いただけましたか?
簡単にまとめると、ナイロン素材の洋服は比較的お洗濯は簡単にできます。
熱に弱いのでお湯、日光、乾燥機を避けて洗濯してください。
そして洗濯を済ませた後は湿気などに注意し、防虫カバーをつけずに保管してくださいね。
黄ばみさえできなければ、丈夫な素材なのでとても長く着ていただけます。
お気に入りの洋服と長くお付き合いできる様、お手伝いできれば嬉しいです♪
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