【世界一の包丁都市】岐阜県関市に注目!包丁の種類とおすすめブランドをご紹介
みなさんは岐阜県関市が刃物で世界的に有名な事をご存知でしょう・・・
お料理時には欠かせないアイテム、“まな板”。みなさんはどんな“まな板”を使っていますか?木製、プラスチック製、ゴム製などのまな板がありますね。
木製の中でも、ヒノキ、ヒバ、キリ、イチョウなど、使われる木の種類も様々。
今回は、いま大人気の“イチョウ”の木のまな板をご紹介します!
イチョウまな板とは、その名の通り「イチョウ(銀杏)」の木から作られたまな板です。
イチョウは適度に油分を含み、水はけも良いことから、まな板の材料として最適と言われることも!他の木と比べて木肌のキメが細かいのもイチョウの特徴です。
木製のまな板に共通することではありますが、木目そのものを活かされている点も、唯一無二のぬくもりを感じられて、魅力の一つですね。
木製のまな板にはそれぞれの強みがありますが、イチョウのまな板は“総合力に優れている”という点が最大の特徴です。
一つ一つ見ていきましょう!
イチョウの木は柔らかく木質が均一のため、木製のまな板の中で最も刃当たりが良いと言われています。ほどよい柔らかさで、長時間使用しても疲れにくいです!
イチョウは天然の抗菌力を備えています!そのため、カビが生えにくいという嬉しい特徴も♡
※しっかりと洗ってしっかりと乾燥させるなど、お手入れはもちろん必要です。
イチョウの木は適度に油分を含んでいるため、水はけが良いです。乾きやすいのも嬉しいポイントですね。
イチョウの木にはフラボノイドという化合物が含まれているため、まな板ににおいが付きにくいというメリットもあります。
※フラボノイドとは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用や消臭機能を備えています。
イチョウの木には復元力が高いというポイントもあります。そのためイチョウの木のまな板は傷が付きにくく、反ってしまうことや、ゆがんでしまうことも少ないと言われています。
冬と夏とで木目の成長に差が無く、材質が均一なイチョウの強みですね♡
メーカーによっては、削り直しをすることも可能!使い込んで汚れてきたら、表面を削ればまた新しい気持ちで使えますね。
自身を“OL料理家”と名乗るもあいかすみさん監修で、家具メーカーシャルドネ社が手掛けた完全オリジナル商品。国産イチョウを一枚板から目利き仕入れをし、乾燥工程を経て、削り出したまな板です。
端についたウォールナット材の部分を回すと、まな板だけで立てることが可能!別でまな板スタンドを用意する必要が無く、キッチンにスッキリ収納できますね◎
(小)もあります↓
https://store.hello-woodpecker.com/?mode=cate&csid=0&cbid=1437782
岐阜県の木製道具のブランド、「woodpecker」。奥さんのために作った1枚のイチョウのまな板から始まったそうです。そのwoodpeckerの「いちょうの木のまな板」は言うまでも無くこだわりぬかれています。
厳選した国産いちょう材の1枚板から加工されて作られています。手にフィットするよう、厚みとフォルムもとことん追及。
サイズ展開が豊富なのも嬉しいポイント。一般的なまっすぐな長方形のまな板だけでなく、woodpeckerの代表作である流線型のシリーズもオススメ!温かみのあるフォルムがかわいいです◎。
一つ一つ手仕事で作られているので、全て“唯一無二”と言えます。
https://www.icyomanaita-futaba.com/catalog.html#catalog01
福井県にある、日本唯一のイチョウ材専門店、「双葉商店」。昭和21年創業!双葉商店のイチョウ材製品は福井県の郷土工芸品に指定されています。
雪深い越前の山奥から切り出されたイチョウの木で作られていて、全て一枚板。
使い分けの目印に野菜と魚のマークが焼印されていて、かわいらしいです。
足付まな板、正方形まな板など、オーダーメイドも承っているとか。
https://www.kiya-hamono.jp/item_detail.php?f_item_id=0007000245
東京の「日本橋木屋」。なんと寛政四年(1792年)創業と言われています。
日本橋木屋のイチョウのまな板も、越前の雪深い山奥から切り出されたイチョウを使用しています。
抗菌力を備えていたり、乾きやすかったりというメリットはありますが、適切なお手入れはもちろん大切。
ご使用前とご使用後に分けてチェックしていきましょう!
水で濡らすのがポイント!
イチョウのまな板は、水で濡らして、清潔な布巾などで余分な水気を拭き取ってから使用しましょう。水で濡らすことによって表面に水の膜ができ、食材自体の水分や色素などがまな板にしみこみにくくなります。
なるべく早めにたわしと水で洗う!
ご使用後は、放置をせずになるべく早めに洗いましょう。
たわしと水でゴシゴシ洗うのがベスト◎。魚や肉を切っていない場合など、あまり汚れていない時は洗剤無しで大丈夫。
また、「面」であるスポンジに対して、たわしは「点」です。たわしの繊維一本一本の点で、木の目の隙間の汚れもかき出しましょう!
魚や肉を切った時は、お湯をかけるとたんぱく質が固まってしまうのでお湯はNG。水と洗剤で洗い流しましょう。
拭き取ってから乾かす
洗った後は、清潔な布巾などで水気を拭き取ってから乾燥させます。全体をしっかり拭くのがポイント!
しっかり拭いたら、風通しが良く直射日光が当たらない場所で乾燥させましょう。スタンドに立てても、フックに吊るしても◎。
食洗器などはNG
食洗器や食器乾燥機は、まな板の割れや反りが起きてしまう可能性があるのでNG。手洗いをしてあげましょう!
イチョウに限らず、木のまな板は使用していくうちにどうしても傷がついたり、変色したり、多少黒ずみができたりすることがあります。
そんな時は、まな板の削り直しをすれば、とってもきれいになる場合も!
メーカーによっては、メーカーでの削り直しを承っている場合もあるので、ぜひ購入したメーカーのサイト等を確認してみてください。
しっかりとお手入れをしてあげて、まるで革製品のように風合いの変化を楽しむのも、イチョウのまな板の良さでもありますね。
良いお料理アイテムがあると、時短につながることもあり、お料理が楽しくなりますよね!
あまりお料理が好きではない、という方も、今回ご紹介したイチョウのまな板を手に入れれば、お料理がしたくなっちゃうかも…?♡
ぜひお気に入りのイチョウのまな板を見つけて、しっかりとお手入れをして長い付き合いをしてみてくださいね。