梅雨入り前に!雨に打ち勝つ革靴のお手入れ方法を学ぼう
「雨でもどうしても革靴を履かないといけない。」 –・・・
「革靴ってどうやって作られてるの?」
普段何気なく履いている靴。
どうやって作られているかを知っている人は少ないのではないでしょうか? その複雑な工程を知ると、靴への愛情がさらに深まると思います。
ということで、今回は革靴の作り方をご紹介してみます。
まず木型、ラストと呼ばれますが、こちらを作っていきます。
ざっくりと言ってしまえば靴の形の原型ですね。
こちらの出来が、靴の形や履き心地を大きく左右しますので、特に気をつけないといけない工程です。
オーダーメイドの靴となると、その人の足の形に合わせてオリジナルのラストを作ったりもします。
ラストに合わせて次はパターンを取っていきます。言ってしまえば、靴のデザインですね。
こちらも、次の工程である革をどう裁断するか、その革はどのような特性があるのか、を考えつつ行わなければいけないので重要な工程です。
次にパターンに沿って革を裁断していきます。
その後、革を薄くする工程、エッジング(漉き)という作業を行います。
なぜ革を薄くするかと言いますと、革と革を貼り合わせるときに段差をなくためです。
この工程が靴を作る上でもっとも重要な工程で、神経を使います。こちらの工程の後、革同士を縫い合わせていきます。
余分な革部分を取り除き、靴の形を仕上げていきます。
最後にソールの取り付けです。
ソールの取り付け方法は、接着剤で貼り付けたり、手縫いでしっかり縫い付けた
と様々です。
基本的に、高級な靴は手縫いで縫い付けられています。
最後に靴全体を磨き上げ、仕上げます。
ざっくりとしたご紹介でしたが、
実際はもっと複雑な工程を経て靴は作られています。
なんとなくでも靴の作り方を知っていると、靴を大事にしようという気持ちが沸いてくると思います。
手間暇かけて作られている革靴だからこそ、大切に履いていきたいものですね!